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Gibson Firebird Bicentennial
ギブソン ファイヤーバード アメリカ建国200週年記念モデル (1976)
概要
ファイヤーバード全体の概要については、下記の素晴らしいウェブサイトに詳しく記されております。
気になる方はチェックするがよかろう。
Gibson Firebird Unofficial Website
Firebird Blog
で、この個体、1976年製についてですが。
Char が「世界で一番弾きにくいギター」って紹介した伝説があったり。
「ネックが丸太みたいに太い」と言われたり。
ミニハムの出力が小さすぎて「シングルコイルみたいな音だ」と言われたり。
残念ながらすべて事実です。
見た目的に変型だし丸太だし彼岸島みたいなデスメタリックなすんげえギター!とか思うかもしれませんが、全く違います。
渋いヴィンテージトーンが売りな、「昔の音がするギター」なのです。
メタラーは買ったらダメ。ゼッタイ。
購入
渋谷のヴィンテージギター専門店CLOUD9にて購入。
2003年頃だと記憶してますが…若干記憶が曖昧です。
リフィニッシュ、リフレット、板バネのヴァイブローラーの追加など改造が多い個体でしたが、はっきり言ってオリジナルの建国記念ファイヤーバードの数倍はカッコイイ。
ウェザークラックも多数あって、ヴィンテージギターの風格抜群です。
これ以前に所有していたまともなギターは、1997年製造、Fender USAの Voodoo Stratocasterのみなので、ここから変なギターの収集癖が始まってしまったとも言えます。
(Voodoo Stratもだいぶおかしな楽器で、その後こんなに価値があがるなんて買った当時は全く思ってなかったのですが。)
外観
Inverness Green (インバーネスグリーン)ぽい感じでリフィニッシュされてますが… 60年代のノンリバのインバーネスグリーンは、もっとウグイス色みたいに変色してるので、これは元々どんな色だったか謎です。
画像でもわかるように、表面の塗装のクラックやら傷やらの下に黒い塗装が見えてます。まさかとは思いますが元々ブラック?
黒を塗ってから緑を塗る、とは考えにくいのですが、まあそんなことはどうでもいいです。元に戻したりはしませんし。
これでブロックインレイだったら60年代のVっぽいんだけど、星条旗な火の鳥さんが76年製を力強く主張してます。 いいじゃんアメリカっぽくアレっぽくて!ドットインレイも可愛い!
次回はプレイアビリティ、音についてお話します。
続く